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練馬区はかなりスモーカーフレンドリーです。歩行喫煙やポイ捨てを取り締まる条例はありませんし、飲食店も喫煙者中心の運営がされています。緑豊かな練馬ですが、公園に行くとかなりの数の人がタバコを吸っています。駅には人通りの多いところにオープンスペースの喫煙所があり、そこを通行するだけで目が痛くなります。
 練馬は子ども達が暮らすのにとても良い環境があるのに、公共の場での喫煙規制がないため暮らしにくい街となっているのが現状です。
 そこで、今回、有志を募り『受動喫煙から子ども達を守る練馬市民の会』を結成し(というほど大げさなものでもありませんが)、思い切って区会議員の方々に陳情をすることにしました。
 2008年11月28日付けで、下のURLに掲載されている練馬区議会議員の方全員に、下記掲載の「お願い文」をお送りしました。
http://www.city.nerima.tokyo.jp/gikai/meibo.html
 早速に、次の、各党および無所属の議員の方々からお返事を頂きました。(アイウエオ順)。

池尻成二議員(無所属)
 サイト: http://www.ikejiriseiji.net/
 メール: siminnokoe@nifty.com

笠原こうぞう議員(自民党)
 サイト: http://www.nerima-jimin.com/index1.html(練馬区自民党のサイト)
 メール: info@nerima-jimin.com

かまた百合子議員(共産党)
 サイト: http://members.jcom.home.ne.jp/jcp-nerima/
 メール: jcp-nerima@jcom.home.ne.jp

さんのへ英一議員(民主党練馬クラブ)
 サイト: http://sannohe-kouenkai.com/
 メール: http://sannohe-kouenkai.com/wwwmail.html

土屋ひとし議員
 サイト:http://www.tsuchiya.jimusho.jp/
 メール: hitoshi-tsuchiya@biscuit.ocn.ne.jp

みつなが勉議員
 みつなが氏サイト: http://www.mitsunaga-tsutomu.net/
 メール: http://coconut.candybox.to/mitunaga/postmail/postmail.php

練馬区議会(公明党)
 サイト: http://www.nerimakugikai-komei.com/
 メール: http://www.nerimakugikai-komei.com/iina/index.html

 お返事は頂いた日付順に掲載させて頂きました。お忙しい中、お返事を下さった議員の皆様には、こころよりお礼を申し上げるとともに、受動喫煙をなくすための今後の活動に期待し、応援したく思っております。
 
-------「お願い文」--------
向寒の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。

さて、近年、喫煙をめぐる問題がクローズアップされています。地方自治においても、歩きたばこを禁止する条例や公共施設での喫煙を制限する条例を定め、喫煙による害を最小限に食い止めようとする試みがいくつも見られます。

然るに、練馬区では、喫煙に対する規制は立ち後れていると言わざるを得ません。区役所の環境保全課の方々が、歩きたばこの危険性を訴えたり、タバコのポイ捨てを自粛する呼びかけをしたりしていますが、歩きたばこを禁止する行政的措置はなされていません。駅や商店街には、喫煙所がありますが、オープンスペースになっているため喫煙所周辺はタバコの煙が立ちこめており、非喫煙者の歩行者に迷惑となっています(写真は練馬駅の喫煙所)。分煙推進もなされてなく、多くの飲食店がやむなく喫煙者を優先しています。そのため、子供を連れたお母さん達が安心して飲食できる環境がありません。


練馬区の行政には、歩きたばこを禁止する条例および、公共施設における喫煙を一切禁止する「受動喫煙防止条例」を定めて頂きたく存じます。

しかし、喫煙を一方的に禁止するだけでは不十分です。非喫煙者の権利を侵害することなく、喫煙者の方々の権利を守るため、駅周辺や商店街に外部から遮断されたブースの喫煙所を設けて頂きたく存じます。聞くところによれば、練馬区の財政は極めて健全とのことです。せっかくの税収を「ハコモノ行政」に費やすことなく、住民の福祉を第一に考えて使って頂きたく存じます。そのためには、まずもって喫煙所の整備をするべきではないでしょうか。

つきましては、日々、区政のために尽力されている    様にお願いがございます。子供達が安心して暮らせる練馬区の環境を守るために、喫煙問題の解決に取り組んで頂きたく存じます。歩きたばこの禁止の条例の制定、受動喫煙禁止の条例の制定、ブースの喫煙所の増設を議会に訴え、実現して頂きたく切にお願い申し上げます。

お手数ながらご返事をお願い申し上げます。

敬具
2008年11月28日
受動喫煙から子供達を守る練馬市民の会  

-------
ミラーサイト: http://d.hatena.ne.jp/smokefree2009/20091231

# by smokefree | 2009-12-31 23:59

以下に池尻成二議員よりのお返事および健康推進協議会の議事録を掲載します。

-----------

冠省

先日は、受動喫煙に関するご意見を頂戴しありがとうございました。また、ご返事が遅くなりましたこと、お詫び申し上げます。

受動喫煙については、しばしば区民の方からご意見・ご要望を頂いており、私自身も、なんとか条例制定を果たしたいと議会活動に取り組んでおります。たまたま、この問題を担当する健康推進協議会の委員を2年続けており、このなかでも繰り返し発言をしてまいりました。委員名を伏せた形ではありますが、区のホームページ上に議事録が公開されておりますので、ご覧頂ければ幸いです。

受動喫煙防止については、ご指摘の通り、練馬区の取組はなかなか捗々しく進んではありません。一応、受動喫煙防止条例の制定に向けて取り組むという見解は示していますが、しかし、実際には受動喫煙全般を防止するための条例制定は大変厳しい状況に差し掛かっているようです。今年度中には一定の方向性が明らかになると思われますが、「ポイ捨ておよび落書行為の防止に関する条例」の改正による歩行喫煙の禁止にとどまるのではないかと危惧しております。その大きな理由は、中小店舗等が分煙対策に積極的でないということ、そして事業者だけでなく議会も含めて受動喫煙問題に対して必ずしも敏感でないと いうことがあろうかと思いますが、歩行喫煙防止は受動喫煙対策のごくごく一部であり、とうてい満足できるものではありません。本格的な条例制定に向け、力をつくしたいと考えておりますので、どうぞご理解とご指導をよろしくお願いいたします。

取り急ぎご返事まで
2008年12月16日
区議会議員(市民の声ねりま) 池尻成二

追記  2008年3月の健康推進協議会での私の質疑を別紙で添付させて頂きます。条例化が先送りになったという報告に対する質疑です。この日のほか、2007年7月の会議で受動喫煙問題が詳しく取り上げられています。

----以下にお送り頂いた議事録のコピーを掲載します。議事録は http://www.city.nerima.tokyo.jp/kaigi/record/200318.pdf
にありましたので、池尻議員にお送り頂いた部分に加え、関連する質疑も掲載しました。-----
 
第五期練馬区健康推進協議会(第7回)会議録
開催日時: 平成20年3月18日(火)午後3時00分~4時05分

健康推進課長
 次第の中にはございませんが、口頭で1件ご報告をさせていただきます。
 昨年7月の第5回の協議会の中で、練馬区受動喫煙防止推進懇談会からいただいたご意見についてご報告いたしました。その際に、練馬区として受動喫煙を防止するためにどのような取り組みをするかについても報告をさせていただきました。その中に懇談会で議論をしていただきました大きなテーマでもあります受動喫煙防止推進のための条例化がございます。
 当初、この受動喫煙防止推進の条例化につきましては平成19年度中にできないかということで準備を進めてまいりました。実は条例化にあたりまして関係各方面にいろいろとご説明にあがりました。しかし、必ずしも全ての方々が条例の制定に賛成というご意見ではありませんでした。それらの方々も含めて、区の考え方を十分にご理解いただくためには、もう少し丁寧に時間をかけてご説明をしたほうが良いだろうというご意見をいただきましたし、私どももそのように思いました。
 従いまして、例えばJTですとかたばこの小売商の業界団体の方々のところにも足を運んで、区の条例化の目指すところについて十分ご理解をいただいたうえで条例を制定したいと考えております。ですから当初の予定よりも少し遅れるということを、この席でご報告させていただきたいと存じます。

会長
今の件につきまして、ご質問・ご意見はございませんでしょうか。

池尻委員
私も伺おうと思ったことでした。条例化はもうしばらくというお話ですが、ある程度時期の目途等があればお聞かせいただけますか。

健康推進課長
 平成18年度から19年度にかけては、公募区民の方々にもお入りいただいた練馬区受動喫煙防止推進懇談会で議論をしていただきました。同様に平成20年度にはいろいろな事業者、例えば実際に受動喫煙防止対策をお願いする飲食店等の事業者の皆様に参加していただく懇談会を立ち上げて議論をお願いしようと考えております。こちらで議論していただく日程やテーマとも関連してくると存じますので、いつ頃という時期を明示できればよろしいのですが、当初の予定よりも遅れておりますので、できるだけ早くという考え方で今後とも進めてまいりたいと存じます。

池尻委員
 新しい懇談会をお作りになるということを初めて伺ったのですけど、この前段で副会長が会長の代行なさっていた時には、方向としては「条例を定めることが望ましい」とはっきりお出しになって、区としても条例制定を目指すということでやってらっしゃいました。
それでその新しく作られる事業者の皆さんとの懇談会というのは、条例の制定の是非も含めたお話がまたそこであるのでしょうか。

健康推進課長
 今、ご指摘いただきましたように懇談会では何らかの明確なルールが必要だろうというご意見をいただきました。それを受けまして区としましても条例化が必要であろうという考え方を持っておりますので、是非を含めて懇談会にかけるということはございません。

池尻委員
 そうするとよく分からないのですが、事業者の方、事業者といってもいろいろな立場の事業者があります。受動喫煙の防止対策を講じるべき事業者の方もいらっしゃれば、たばこ産業のようにたばこそのものを販売する立場の方もいらっしゃると思うので、どういう方を想定しているかにもよるのでしょうが、例えば受動喫煙防止の具体的なあり方です。前段の7月の時には時間分煙というようなお話もありまして、私は「それはいかがなものか?」という立場でご意見を申し上げました。そういう受動喫煙防止の具体的あり方とか、方法も含めて議論なさる、むしろそちらに力点を置かれるとしたら、私は逆に受動喫煙を受ける側の区民の方が入るべきだ。区民の方が入らない懇談会というのはおかしいと思うのです。
条例の是非については、ある程度手順も踏んで議論をしてこられているわけです。私は条例の中身に踏み込んで区としてご意見をお出しになって、それをまたパブリックコメントにおかけになって、事業者の方からもご意見をいただくという手順が自然だろうと思っていたのですけれども、なぜ今、違った構成母体で懇談会をお立てになるのかというのがわからないのですが、その主旨を教えていただきますか。

健康推進課長
 条例そのものにつきましては、繰り返しになりますけれども私どもが是非条例化をしたいということに変わりはございません。先ほどの説明が分かり にくかったかもしれませんが、この懇談会は区が進めていく受動喫煙の施策、例えば各事業者の皆様にお願いするにあたっても、それぞれの事業者の皆様がそれぞれの立場からどのような形であれば自分の飲食店ではできるのかというようなことを、そして区としてはどのような支援ができるかというような具体的に受動喫煙防止対策を進める上での課題であるとか、あるいは区としてそれについてどのような支援ができるのかと、そのようなことが新年度の懇談会については重点課題になろうと考えております。

池尻委員
 これで終わりたいと思います。先ほどのお話と若干違った説明が今あったのですが、私は条例の制定ということは懇談会のご意見でもありましたし、協議会でもそのお話がありました。区としてもそういう整理をしてこられたわけですから、条例の制定に向けては遅滞なくというか、やっていただきたいと思います。
 やはり受動喫煙で困ってらっしゃる方の声をすごく聞いておりまして、なかなか難しい話であることは十分にわかるのですが、やはり街のありようとして対策をとっていく必要があると思います。そこはきちんと対応していただきたいというのが1点です。
 もう1点は具体的なありようをお考えになる際に私は事業者の方だけでお考えになるのはちょっと違うだろうと思うのです。やはりそこは特に受動喫煙の具体的な防止措置を求められる事業者であれば、先ほどお話したようにそこを利用される区民の方のご意見を一方で必ず踏まえていただかないと、どうしても一方に寄ったお話になりがちかなという気がするのです。具体的な受動喫煙防止対策のあり方というテーマをお立てになるのであれば、やはり公募の区民の方とか、あるいは場合によっては職員の方のように従業員の立場を代表できる方に入っていただいて具体的なありようを是非議論していただきたいと思います。その点をお答えいただいて終わります。

健康推進課長
 ただ今、様々な貴重なご意見をいただきましたので、そのことも念頭に置きながら進めてまいりたいと存じます。

副会長
 昨年7月に、私が座長を務めてまいりました練馬区受動喫煙防止推進懇談会での検討の報告をここでいたしました。懇談会のメンバーがほぼ全員に近い形で「受動喫煙を防止するために条例の制定を進めていただきたい。」というお願いの報告であったわけです。
 考えてみますと、受動喫煙防止というのは時代の流れとも考えることができるわけです。日本の各自治体でも、そのような方向に向かって条例化を進めているところもあると思います。今、委員の方からもいろいろなお話がありましたが、今後のあり方としてはできるだけ事業者の方に理解をしていただけるように、特に異論を持っている事業者の方々に理解してもらえるような内容のものにして条例化していただきたいと希望しております。懇談会の副座長もいらっしゃいますが、何かございませんでしょうか。

委員
 条例化の是非というのは、懇談会の場で十分に議論されていたと思います。しかし私が指摘しましたのは、そこは喫煙しない方ばかりで構成された懇談会であったので、果たしてそれで良いのだろうかということです。吸う人の立場にも立った受動喫煙防止というものも考えてほしいということを最後に述べさせていただきました。
 そういうことも加味して、今度の懇談会では売る方と吸う方が中心となって皆が共存できるように融合性を是非考えていただきたいと思っています。

会長
 これは大変難しい問題です。外国では飲食店もバーも全部禁煙にしたという市もあります。バーや飲食店の事業者の方々は外国でも禁煙には反対でした。ただ、現実にやってみるとそんなにお客さんは減らない。だんだん慣れてきているという状態です。
 日本の場合に難しいのは、男性の喫煙率がかなり高いことが挙げられます。外国の場合には比較的低いものですからあまり問題にはならないようですが、アルコールを飲んだ時にたばこを吸いたいという声はどうしても出てくるようです。その声にも耳を傾けなければいけません。しかし、一番の被害者は先ほどもご指摘があったように従業員なわけです。
 これに関してはいくつかデータがありまして、バーを全て禁煙にしたところ従業員の肺機能が向上したとか、呼吸器感染が減少したという報告があります。ですから、本当にやるのならば時間的に禁煙というのはあまり意味がない。禁煙にするならば、一日中禁煙にしないと効果がありません。当然、日本では飲食店を利用なさる一般の方の意見も考えなければなりません。
 最終的な決断は、やはり政治的なものになると思います。外国では最終的にはトップの市長が決断をしています。そのようにしないと必ずたばこ産業や飲食店の事業者から反対されますので、その点は良くお考えいただきたいと思います。

委員
 前にも私はここで発言させていただいたのですが、私もこの条例化には賛成です。条例化にあたって考えなければいけないこととして、これは練馬区だけの問題ではないと思うのです。
 例えば東京一つとっても、23区は全部町並みが続いているわけです。ですから、ある区では厳しくてある区では緩やかでということでは私はまずいと思います。受動喫煙というのは東京だけの問題ではありません。練馬区として他の区と、この周辺の区と条例化に関してお話をされているのでしょうか。

健康推進課長
 おっしゃる主旨はごもっともです。しかし、今のところ周辺の自治体とこの問題で協議したということはございません。

池尻委員
 今後もなさる予定はございませんか。

健康推進課長
 今の段階では、具体的に考えておりません。

会長
 その他のところで議論が一番白熱いたしました。この問題は次回以降の健康推進協議会でも議論することがあると思います。条例の制定を目指すということですので、今後はその内容についてということだと思います。委員の皆様、どうぞ宜しくお願いいたします。
 今日が今年度最後の協議会となります。全体を通しまして何かございませんでしょうか。それでは今後のことにつきまして、事務局からお願いします。

健康推進課長
 ただ今、会長からお話しがありましたように今日が本年度最後の会議となります。委員の皆様、本当にありがとうございました。今期の委員の皆様の任期は平成20年8月1日までとなっております。今年度はこれで最後となりますが、私どもとしましては、第五期の委員の皆様で新年度4月から7月までの間にもう1度協議会を開催したいと考えております。日程につきましては正副会長とご相談の上で、改めて皆様にお知らせしたく存じます。宜しくお願い申し上げます。
会長
任期の終了までにもう1回会議があるということですので、その際にはご出席をお願いいたします。これをもちまして第7回練馬区健康推進協議会を閉会させていただきます。どうもありがとうございました。
< 閉会 >

# by smokefree | 2008-12-16 23:59

以下に掲載します---------

寒冷の候、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。この度は受動喫煙の防止に関するご提案をいただき、厚くお礼申し上げます。
 ご指摘のとおり、練馬区における喫煙規制は他区の例と比べても立ち遅れが目立ちます。罰則付きの条例がある千代田区、品川区をはじめ、最近では文京区や荒川区でも重点地区における路上喫煙禁止や区内全域で歩行喫煙を禁止する条例の制定が相次いでいます。
 私ども民主党練馬クラブでは、所管の委員会(環境まちづくり委員会、健康福祉委員会)や予算および決算特別委員会などの場で、繰り返しこの問題を取り上げるとともに、陳情活動などにも協力して受動喫煙防止の推進に取り組んでまいりました。

 たばこの火は表面温度が700度から800度に達するといわれており、歩行中の喫煙は単に迷惑というだけでなく大変危険です。区内でも歩行喫煙者に「火傷をさせられた」「服を焦がされた」という例があると聞きますが、特に幼児にとっては、歩行喫煙者の持つたばこがちょうど顔の位置にあたるので非常に危険で、小さな子どもをもつ保護者からも歩行喫煙禁止の徹底を求める声が強くなっています。
 また、自らの意思に反してたばこの煙を吸わされる受動喫煙による健康被害が問題になっています。火のついたたばこの先から発生する「副流煙」は、喫煙者が吸い込む「主流煙」より有害物質を多く含むといわれていますが、受動喫煙は化学物質過敏症や喘息の患者さんにとっては、ときには命に関わる深刻な問題です。
 「ポイ捨て防止キャンペーン」などによって、駅周辺の歩行喫煙者は減少傾向にあると聞いていますが、実際には歩行中や自転車走行中に喫煙する人が後を絶たず、たばこのポイ捨てもなくなりません。そもそも歩行喫煙をしないことが「区民等の責務」であること自体を知らない区民も多く、さらに啓発の強化が必要と考えます。
 「練馬区ポイ捨ておよび落書行為の防止に関する条例」6条の(3)で「歩行中に喫煙をしないこと」を「区民等の責務」と規定していますが、歩行喫煙が禁止行為なのかどうかがあいまいで、現行のままでは啓発・抑止効果が不十分であると考えます。区内全域において歩行喫煙が禁止行為であることを明確に規定する内容に条例を改めるか、新たに歩行喫煙の禁止に関する条例を新設する必要があります。
 以上は、本年9月17日に環境まちづくり委員会に付託された陳情第112号「歩行喫煙禁止について」の内容の一部ですが、この陳情は、地域の方々と協力して議会に提出したものです。
 路上喫煙および歩行喫煙については、多くの区民の皆様から規制の要望があり、私も委員会等の場で機会があるごとに「区内全域における歩行喫煙の禁止」などを訴えてきましたが、これまで区の反応は消極的なものでした。
 最近では、第3回定例会の決算特別委員会でもこの問題について取り上げましたが、区の答弁は(質問時間が少なかったこともありますが)「区民の良識的な判断に委ねるという意味合いの規制」という程度のものでした。
 練馬区が路上喫煙および歩行喫煙の規制強化に踏み切れない理由としては、練馬区の場合、路上喫煙等に罰則(過料)を課している千代田区などとは違い、区内で活動する人の多くが練馬区民であること(区民が区民を取り締まることに対する躊躇)や過料などを課す場合の徴収コストがあげられてきました。
 それはそれとして理解できますが、しかし実態は駅周辺など人通りの多いところでも歩行中や自転車走行中に喫煙する人が後を断たず、単に「マナーの問題」では済まされなくなっている実態があります。もちろん、いくら規制を強化しても違反者は出るでしょうが、現行の「歩行中に喫煙をしないことを区民の責務」とするだけではあまりにも不十分で、多くの区民の要望に応えているとはいえません。啓発強化とマナー向上に対する区の強い姿勢を示すためにも、少なくとも条例に「区内全域歩行喫煙禁止」を明記しなければならないと考えます。
 いま、練馬区議会の第4回定例会が開かれていますが、本日行われた本会議の一般質問で、他の会派から「路上喫煙禁止地区を指定すべき」あるいは「歩行喫煙を禁止すべき」という提案がなされました。これに対し、区の答弁は「区内全域路上喫煙禁止にすると、区等で設置した分煙エリアでも禁止することになるので困難。喫煙者と非喫煙者が共存できる体制をつくりたい」と答弁した上で、ただし、昨今の迷惑喫煙に関する区民の苦情の増加を踏まえて「歩行喫煙については禁止の方向で検討する」との明確な答弁がありました。
 私どもとしてはこの答弁だけで所期の目的が達成されるとは考えていませんが、これまでの区の歩行喫煙禁止に対する消極的姿勢を考えれば、大きな前進だと思います。このような流れができたのも、ひとえに皆様から根気強くご要請をいただき、さらに陳情の提出にもご協力をいただいた成果だと思います。
 問題は、新設される条例の内容と施行の時期ですが、皆様のご意見を聞きながら、抑止効果の高い案を、限りなく早期に実現するために行政に働きかけていきたいと思います。また、提案された内容が不十分な場合は修正動議を提出し、区の消極姿勢が続くなら私どもの会派から議員提案することも視野に入れて行動してまいります。

 今後とも、お気軽にご意見を頂ければ幸いです。返信が遅れましたことをお詫び申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。

# by smokefree | 2008-12-09 23:59

以下に掲載します---------

 受動喫煙から子供たちを守る練馬市民の会のご要望(お願い)拝読させていただきました。
 私自身、昨年は担当委員会であります環境まちづくり委員会に所属していましたので、歩行喫煙による様々な問題を指摘し、対策を講じるよう要望しております。結果、委員会の要望として歩行者の邪魔にならない所に喫煙場所を設けることになったと記憶しております。
 しかし減少傾向にあるとはいえ依然として歩行喫煙はあります。貴会がご指摘のように喫煙場所はオープンスペースが多く、新たな課題が生じていることも事実です。
 民主党練馬クラブでは、以前より条例化を目指しており、区民からの情報や条例を制定した自治体の情報を収集し、問題点について話し合っているところであります。いずれに致しましても、子供の安全や火災防止・町内美化・健康被害など問題が多く、早急に対応すべき課題と考えております。
 今後も環境保全課にも協力をお願いし、条例制定に全力で取り組んでまいります。

# by smokefree | 2008-12-06 23:59

以下に掲載します---------

■ 練馬区議会 平成20年 第四回定例会一般質問 練馬区議会自由民主党 笠原こうぞう議員

 平成9年に「練馬区ポイ捨ておよび落書行為の防止に関する条例」が施行されて10年が経過しました。その間、区は、区民や事業者の方々と連携し、条例の周知徹底や喫煙マナーの向上のために、各種キャンペーンの実施など様々な取り組みを展開してこられました。その結果、歩行喫煙率が、半減したとのことであり、多様な啓発活動による成果と評価致します。
しかし、現実的には、まち中にはタバコの吸い殻が産卵するなど、歩行喫煙とたばこのポイ捨ては依然としてなくなっていないのが現状であります。歩行喫煙は、非喫煙者の方々にとっては、煙の被害などの迷惑喫煙となるとともに、タバコの火による子供の火傷などの危険性もあります。
 こうした中、区民の方々からも、歩行喫煙に対する規制強化を求める声が高まってきております。一方、千代田区では、路上喫煙者への罰則を条例により定め、違反した場合は、過料を徴収する取組みを行っています。また、文京区や荒川区では、歩行喫煙を条例で禁止することとしています。練馬区では、条例により、歩行中に喫煙しないことを「区民等の責務」とし、主にキャンペーン等による啓発活動に取り組んでおりますが、歩行喫煙防止への十分な効果があがっていないと思われます。
 そこで、歩行喫煙を禁止する必要があると考えますが、歩行喫煙に対する区の考え方について、ご所見をお伺い致します。

■ この質問に対する答弁( 環境まちづくり事業部長):
 区は、「練馬区ポイ捨ておよび落書行為の防止に関する条例」を施行して以来、懲戒・自治会など地域の皆様や事業者と協働し、「条例施行キャンペーン」をはじめ、喫煙マナーに対する様々な啓発活動に積極的に取り組んでまいりました。今年度は、試行的に練馬駅周辺の事業者の協力により、啓発のためのポスターを掲示させていただいているところであります。
 しかしながら、ご指摘のとおり依然として歩行喫煙はなくなっておらず、最近は、区民のみなさからの苦情も増えております。このような状況も踏まえ、喫煙者と非喫煙者の共生を目指しつつ、環境美化などの観点から、今後、歩行喫煙について、禁止する方向で検討していきたいと考えております。

# by smokefree | 2008-12-05 23:59

------以下に掲載します。----------

お便りありがとうございます。「受動喫煙」には私も悩んでいます。現在、健康推進協議会で議論中ときいていますが、「受動喫煙防止条例」策定までの道のりがどのくらいなのかについては、まだ申し上げられる団塊ではなさそうです。

議会に、歩行喫煙禁止についての陳情が提出されていますので、受動喫煙から子どもたちはじめ区民を守る施策の構築めざし、力を尽くしたいと考えています。これからも、悩みの実態やご意見・ご提案をおよせいただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

# by smokefree | 2008-12-03 23:59

以下に掲載します-------

■ 練馬区議会公明党より『受動喫煙から子どもたちを守る練馬市民の会』宛の手紙:
 喫煙をめぐるご質問、ご要望をいただきまして、ありがとうございます。
 公明党では練馬区に対し、喫煙をめぐる問題について強く要望させていただいております。
 2008年9月に行われました第3回定例会での会派の質問と区からの答弁、また2008年11月に行われました第4回定例会での質問と区からの答弁の原稿を送付させて頂きます。
 受動喫煙防止のための条例化に対しても、強く要望、推進しております。
 これからも喫煙に関する問題について、公明党は練馬区に対し強く要望してまいります。
 平成20年12月3日 練馬区議会公明党

■ 2008年9月 第二回定例会一般質問より
 生活習慣病呼ぼうとして健康増進法に基づく、受動喫煙についてうかがいます。現在、東京都では、禁煙・分煙の表示促進など飲食店の受動喫煙防止対策の推進を図っています。また、都内では江東区、中央区、世田谷区、港区の4区でも禁煙・分煙の飲食店の登録制度が実施されております。店舗に全面禁煙、完全分煙、時間分煙、禁煙などのステッカーを貼り出し、お客様へ明示しています。中央区のある飲食店では、昼の込み合う11時から13時半のみを禁煙にする時間分煙の表示を掲げ実施していました。この飲食店における禁煙・分煙の表示は喫煙者、禁煙者の両者ともに店を選択する際に安心して利用できる基準となり、事業者、利用者ともに利点があると思います。練馬区におきまして、平成18年8月より11回にわたり、区民の方、また、学識経験者も出席され、練馬区じゅどう喫煙防止推進懇談会が開催され、様々な意見が出され、報告されております。受動喫煙の防止推進の条例化も区として取り組んで行くことも伺っております。時代の要請ともいうべき、練馬区におきましても、禁煙・分煙飲食店の登録制度の実施を推進していただけるよう要望いたします。その際には、練馬区としての推進努力目標を設定すべきと思われますがいかがでしょうか。ご所見をお伺いいたします。その店舗へのステッカーのデザインは、区民の方からの公募での実施を合わせて要望いたします。ご所見をお伺いいたします。

■ この質問への区の答弁:
 健康増進法では、多数の者が利用する施設の管理者は、受動喫煙の防止に努めるよう定められております。
 区では、この規定に基づき受動喫煙防止を推進するため、平成18年8月に「練馬区受動喫煙防止推進懇談会」を設置しました。約1年間の検討の後、条例化すべきことや区が取り組むべき施策などが報告としてまとめられました。これらを踏まえ、本年7月には、区内の飲食店など事業者との意見交換会を実施しましたが、その会議において、分煙や禁煙を実施していることがわかるステッカーを作ってほしいとの意見が出されました。
 ご提案の飲食店の登録制度の実施につきましては、推進努力目標の設定を含め、検討を進めてまいりたいと思います。
 あわせて、ステッカーのデザインの公募ついては、普及啓発の点からも意識があり、前向きに検討してまいります。

■ 2008年11月 第四回定例会一般質問より
 大田区では「清潔で美しい大田区をつくる条例」に喫煙に対する社会的評価が変わってきたため、路上喫煙対策を盛り込んで条例を改正し、人の往来が激しく、タバコの吸い殻の散乱が著しい地区を「路上禁煙地区」として地区内での喫煙や吸殻のポイ捨てを禁止しております。練馬区におきましては「練馬区ポイ捨ておよび落書き行為の防止に関する条例」におきまして、「歩行中に喫煙しないこと、携帯用吸殻入れを携帯すること」を努力義務として定めています。路上には「STOPポイ捨て歩行喫煙」を促すシールやまた携帯灰皿を配布しキャンペーンも行っていただいていますが、なかなかマナー違反者が減少しないのも現状です。路上喫煙禁止の啓発強化とともに、駅周辺や人ごみの多い地域など、路上喫煙禁止地区の指定も考える時を迎えたのではないかと思われます。区のご所見をお伺いいたします。

■ この質問への区の答弁:
 区では、「練馬区ポイ捨ておよび落書行為の防止に関する条例」を施行して以来、町会・自治会などの地域や事業者の方々と協働し、様々な啓発活動に取り組んでまいりました。その結果、5年前と比較し、歩行喫煙率が半減するなど、一定の効果をあげることができたとものと認識しております。
 しかしながら、歩行喫煙などマナーに反した喫煙はなくならない状況にあり、対策の強化が求められております。ご指摘の路上喫煙禁止対策につきましては、路上での喫煙をすべて禁止とした場合、喫煙所など決められた場所での喫煙も禁止することとなるため、区といたしましては、喫煙者と非喫煙者の共生を目指しつつ、環境美化などの観点から、今後、歩行喫煙については禁止する方向で検討してまいりたいと考えております。また、路上喫煙禁止地区の指定につきましては、禁止地区周辺では、かえって歩行喫煙者やポイ捨てによるタバコの吸い殻が増えたとの他区の調査結果もありますので、他区における効果等を踏まえながら、慎重に検討してまいりたいと考えております。

# by smokefree | 2008-12-03 23:59

「お願い文」を読んだこと、歩行喫煙・ポイ捨て・受動喫煙について議会において活発に代表質問をしていること、今後、いっそう活動を強化していく考えであることをお話し下さいました。

# by smokefree | 2008-11-30 23:59

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